おすすめのジャニーズアルバムを紹介します(後編)
前編ではV6、KinKi Kids、関ジャニ∞を紹介させていただきました。
後編です。
テゴマスの青春 / テゴマス
『サヨナラにさよなら』が入った一番新しいアルバム。(思春期の少年が好きな)わたしにはたまらない青春ソング総集編だ。とは言っても所謂キラキラソングではなく、20代半ばのふたりがあの頃を思い出し、乗り越えようとする曲が続く。
オススメは「タイムマシンはないから 時は戻せないから」と歌う一曲。この切なさと儚さを全開にした曲陣の中にぶっこまれる『猫中毒』がひたすらアツい。
JUMP WORLD / Hey!Say!JUMP
シングルは『ありがとう~』『SUPER DELICATE』などが収録されている時期になる。中盤の『Magic Power』がこのアルバム全体の雰囲気をリードしている感じで、彼ららしいアイドル感を全開で昇華させている。
JUMPは案外メンバー作詞も多く、一曲目の八乙女くんによる『パーフェクトライフ』で一気に世界観を持ってくる。「曇りのち幸せ、冗談も叶えていこう!」冗談も叶えてくれる男たち、最高かよ
Sexy Second / Sexy Zone
JUMPとはまた全く違う“アイドル”を押し出したセクシーゾーン。彼らにはイタさという概念がない。『Real Sexy!』あたりが入った2枚目のアルバムだが、かの大体事件の只中で、なんというか、みんなで現実を無視しようよ!と誘いにくる、ような気がする。
まず半分ほどの曲の設定がリアルではない。幻だったり、ヤクザ抗争だったり、ドバイだったりする。一生懸命生きる女子をすぐ後ろで応援してくれるのではなく、違う世界を見せてくれるのが、彼らなりのアイドルなのだろう。そんなところが凝縮されている。
ジャニヲタ界では有名な『ぶつかっちゃうよ』は本当に秀逸だ。「クールクルクルアスガクル ボクたちめっちゃメガマワル」「チールチルチルミチルだよ 青い鳥は君さ」何言ってるのか分からない。そこがやめられない。
実はTOKIO兄さんやカトゥーンのオリジナルアルバムを一度も聞いたことがないので、手を出したい所存。